デザイナーから
母になる。ART DIRECTOR田中 清子

WEBデザインと
アクセサリー作り
両方を続けていくために
選んだLifebook

WEBデザイナーとして働くかたわら、妹とふたりでアクセサリーブランドを展開している田中清子。Lifebookとの出会いは、求人情報に記載されていた「副業OK」という言葉がきっかけだったと振り返る。

「趣味で始めたアクセサリー作りでしたが、海外のイベントにも出展するようになってきたため、週5日の本業と掛け持ちで続けていくのが難しくなっていったんです。とはいえ、仕事を辞めてアクセサリー作りに専念するのもリスクがあるし、WEBデザインの仕事も楽しかったので、両方を続けていけるような働き方はないかな? と模索しているときに、Lifebookの“副業OK”が目に入ってきて、応募してみましたが……」

田中は採用面接の様子を鮮明に覚えていたようで、「『変な会社だな』と思いました」と可笑しそうに笑うと、話を続けた。

「面接で来たはずなのに、私ではなくLifebookのプレゼンがいきなり始まったんです(笑)。でも、そのおかげで……当時、会社のホームページにあんまり情報が載っていなかったので不安なところがありましたが、そのプレゼンを聞いて『あ、大丈夫そうだな』と安心できました。それに、面接官だった社員が、お互いをすごい褒め合っていて(笑)。その様子を見て『変わってるけど、空気は悪くなさそうだな』とも思いましたね」

「正社員にならない?」
「定時変える?」
しばしば驚かされる
Lifebookの柔軟さ

そうして田中はアルバイトとして週に4日、Lifebookで働くようになる。「金曜日を休みにすると、3連休になってダラけてしまう傾向がある」とのことで、水曜日を休みとしアクセサリー作りに充てる働き方は、田中にとって理想ともいえるスタイルだった。

「こういったスタイルで働くのは初めてで、最初は『うまくいくかな?』と思っていましたが、週の真ん中に休みがあると気持ちの切り替えにもなるし、本業でもリズムが作りやすいと実感しました。思いのほか、働きやすかったですね」

そんな田中に「正社員にならない?」と声がかかったのは、アルバイトとして働き始めてから半年が経ったときのこと。予想もしていなかった会社からの提案に、田中は驚いたようだ。

「週4日というスタイルで働いていたので、正社員になれるとも思っていなくて……突然言われたのでビックリしました。『え? 正社員になっていいの?』って(笑)。正社員になるからといって、『働き方を変えてほしい』ということも全くなくて、働き方は変わらず、雇用形態が変わっただけでしたね。『とても柔軟に考えてくれる会社なんだなあ』と、改めて思いました」

大きな案件に
関わることで得た自信を胸に
“受け身”ではない自分へ

30代に向けデザイナーとしてのキャリアを積んでいくうえで、 “初挑戦”の多いLifebookの仕事は田中にとって“気づき”の連続でもあった。なかでも、3,000ページを超える某キャリアの公式サイトリニューアルに関わったことは、大きな自信につながったという。

「前職まではお客様との接点がなく、ディレクターから指示される修正をただ“こなす”感じでしたが、この案件ではテレカンにも参加して、お客様の話を聞く機会をいただけたので、『お客様ってこういう考え方をするんだ!』と知ることができましたし、お客様の要望をUIやデザインの観点から議論・検討して、ベストなものを全員で作り上げていく様子を目の当たりにして、『サイトってこうやってできあがるんだ!』と……いまさらですが(笑)知ることができました」

それまで穏やかなトーンで語っていた田中だったが、得た経験はよほど大きかったのだろう。わずかに熱を帯びた様子で話を続ける。

「大きな案件だったので大変でしたが、できあがったサイトを見たときに……自分で言うのもなんですが、『あ、素敵だな』と思ったんですね。『全員の意見が反映されていて、理に適っている』と。その後も色々な案件をやらせてもらいましたが、『あの案件を乗り越えることができたんだから、きっと大丈夫。怖いものはない!』と自信がついた感じがします。それに、『Lifebookでは自分で考えながら仕事をしないとダメなんだ』と自覚するきっかけになった案件でもありました」

産休・育休を控えて
大らかな会社の姿勢に
「不安は全くない」

田中は現在産休中。Lifebookで初めて産休・育休を取得する社員ということもあり、「果たして育休は取れるのかな? 最悪、会社を辞めないといけないかな?」と恐る恐る申告した田中に対して、会社は変わらず柔軟だった。

「すぐに出産お祝い金制度を作ってくれて、『体調が悪かったらリモートワークにしていいよ』とか『育休も(制度の範囲内で)好きにしていいよ』と言ってもらえたので……そもそも保育園に入れるのかは心配ですが(笑)、『会社を辞めさせられるかもしれない』といった不安は全くないです。仕事と育児をどうやって両立させていくかは、生まれてくる子ども次第かな? とも思うので、仕事に戻るタイミングや働き方は、子どもが生まれてから考えようと思っています」

Lifebookでの仕事と副業のアクセサリー作りに加えて、人生のなかでも大きな取り組みとなる出産・子育てを控えた田中だったが、その表情はじつにイキイキとしていた。「明日から産休なんです」と笑う彼女を見送りながら──思い出したのは、「社員のライフスタイルに寄り添える会社でありたい」というLifebook採用担当の言葉だった。

田中 清子TANAKA KIYOKO

2009年、某WEB制作会社に入社、WEBデザイナーとして就業
2017年、株式会社Lifebookに入社。週4日出勤、残りの平日と休日はアクセサリーの制作と販売を行う
2019年、第一子出産のため育児休暇を取得
2020年7月、育児休暇より復帰

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